スカンクです!
それはそれは小さな会社の経営者が、己のビジョンを追い求めて、認定スクラムマスター資格へと向かう話をします。
スカンクという名のおっさん
スカンクというおっさんがいました。
彼は一人の経営者で、自身が舵取りする小さな会社を成長させるために日々努力を続けています。
もし彼のオフィスを訪れると、パソコンに向かって集中する彼の姿が目に入ることでしょう。彼の顔は真剣そのものですが、その眼差しは希望に溢れています。
「何をしているんですか?」と尋ねると、
彼は笑顔で「未来への投資!今は、認定スクラムマスターの試験勉強をしているんだ。」そう答えるでしょう。
小さな小さな会社での話です。
スカンクの会社はIT業界に属し、広告とWEB制作が主な業務です。規模は小さいながらも安定した成果を上げています。しかし、AIの急速な進化などを見据えると、未来への不確実感が時折彼を襲います。彼は常に新たな一手を模索し、頑張り続けることを決意しています。
だが、大切なのは”どう頑張るか”ということ。それは彼自身の成長と会社の未来にとって、大きな違いを生むのです。
種火はTEDxRainier – 認定スクラムマスター資格への導線
「YouTubeで何かを見て、それが自分の生活を一変させた」という経験はあなたにありますか?
私にはあります。
視聴した瞬間、まるで雷に打たれたような衝撃を感じるYouTube動画でした。その動画は、問いかけます。
「あなたは変革を望んでいますか?それとも、現状維持が快適ですか?」と
偶然オススメに出てきたTEDxRainier。TEDは質の高い学びが得られるコンテンツで、私は常に楽しみながら視聴していました。そして、この時初めて紹介された動画のスピーカー、Joe氏の軽やかな語り口に心を奪われることになります。
私たち全ての人が、何らかの問題に直面しています。会社の成長が停滞したり、業績が低迷したりしているかもしれません。しかしその中で、一番大切なことは、「問題をどう解決するか?」ということです。これこそが、我々が直面する最大の課題なのです。
そして、私がその解決のヒントを見つけたのが、まさにこのTEDxRainierだったのです。
気づきの瞬間:TEDxRainierでのJoe Justice氏の講演
YouTubeでJoe Justice氏のTEDxRainierでの発表に出会います。
「WikiSpeedの特異性」
「アジャイルスクラムのスピード感」
「モジュールによる効率化」
…彼の話す言葉の一つ一つが私の心を突き動かしました。
それまで私が知っていたビジネスの枠組みを覆す新たな視点を提供してくれたのです。
Joe氏の話は、小さなチームが短期間で高効率の自動車を作り上げるというものでした。彼らは既存の自動車産業の「大きな金型」の制約を取り払い、アジャイルな開発方法を採用しています。講演時点でのJoe Justice氏は米国シアトルのソフトウェアコンサルタントであり、Team WikiSpeedの創業者です。
Joe氏と彼らのチームはスクラム理論を製造現場に導入し、わずか3ヶ月で超高効率の車を開発しました。その車はなんと100マイル/ガロンという驚異的な燃費性能を持っています。そして4 つの世界記録を樹立したとのこと。
あれれ??スクラムはアプリやソフトウェア開発の現場に使われるものじゃなかったっけ?
きっと、あなたはそう思うかもしれませんね。
私も不思議に思いました!
しかし、その思いは少し見直すべきかもしれません。
Joe氏と彼らのチームはは既成概念を破りハードウエアにアジャイルを取り込んだのです。
最大の衝撃でした。
私の乏しい知識には【スクラム=ソフトウエア開発】しかなかったのですから。。。
しかし、Joe氏はスクラムの原則と実践を取り入れることで、彼らは超効率的な車を開発し、世界中から注目を浴びました。
バイオグラフィーを発見したがすごいです。
【これは強い】バイオグラフィー和訳
最強?!バイオグラフィー
Joe は 2006 年に自動車製造にアジャイルを適用し、Team WIKISPEED を設立し、4 つの世界記録を樹立。WIKISPEED は 2012 年にビットコインを受け入れた最初の自動車メーカーとなり、ビットコイン マガジン第 3 号の表紙を飾ります。また、Joe Justice は 2020 年に Tesla に入社し、本社から Agile@Tesla を運営を任されました。
Joe Justice は、TED.com の講演者であり、英国の MIT とオックスフォード大学の両方で客員講師を務めており、フォーブス ビリオネア クラブによる「注目すべき企業」のオーナーとしてを含め、これまでに 5 回フォーブスに取り上げられ、8 冊以上のビジネス ペーパーバックや書籍に引用されています。ハードカバー、エクストリーム マニュファクチャリング、スクラム@ハードウェア、ジャスティス メソッドなどの分野を生み出した彼の作品が、ディスカバリー チャンネルのドキュメンタリーの主題となった。Joe Justice は WIKISPEED を設立し、Tesla のカリフォルニア州フリーモント世界本社から Agile@Tesla を運営しました。
Joe は、アジャイル ハードウェアと企業再編に関するグローバルなコンサルティングを行うことで生計を立てており、多国籍企業に資本利益率の向上をもたらしています。彼はこれまでに 14 台のレース用車や公道走行可能な車を自ら設計、製作しており、その中にはわずか 27 分で設計、製作されたものもあります。彼はいくつかの小さな家やいくつかのロボットも建てました。CAD、CAM、CFD、FEA、調達、機械工場、複合材料工場、テスト、およびユーザー テストをクロストレーニングする彼のメソッドは、WIKISPEED メソッドとして世界的に認められています。彼のチームは 4 つの世界記録を保持しています。
Joe は、軍事および防衛の最大手請負業者 3 社すべてと協力し、自動運転およびスマート道路技術、超軽量構造、AI ラボ、カーネギー メロン大学、デンバー大学、ワシントン大学の代表として、マサチューセッツ工科大学バークレー校でゲスト講義を行ってきました。 Google、Microsoft、Zynga、Lockheed Martin、HP Labs、The Royal Bank of Canada、Pictet 銀行などで講演。ジョーの作品は、フォーブス、ハーバード ビジネス レビュー、CNN マネー、ディスカバリー チャンネルなどで取り上げられています。
もう、凄すぎてわけがわかりません。名刺があるのであれば、三つ折りにしないと書ききれませんね。
うわ!ヤバいわ。。
この人と話したい!会ってみたい!
決意:Joe Justice氏のクラスへの参加
バイオグラフィーの強烈な印象はもちろんですが、率直にJoe氏のTED講演に心を奪われた私は、すぐに彼のクラスを探しました。そして、見つけたのがアジャイル ビジネス インスティテュート社主催、Joe Justice氏が講師を担当する認定スクラムマスタークラスでした。
私の小さな会社が新たなステップを踏み出すための一歩として、私はこの認定スクラムマスタークラスに参加することを決意しました。少々いいお値段のクラスですが、TEDで見て、内容に疑いは持ちませんでしたし、なんといってもJoe氏の【直接のレクチャーの価値】の前では当然の投資と思えました。自分に投資するのがコスパ最高ですしね。
『やるぞ!今日から何かを変えてやる!』ただその一心で開講日を迎えることになります。
オラ、ワクワクすっぞ!
認定スクラムマスタークラスの中での学び
クラスはオンラインでの2日間でしたが、その中で得た学びは計り知れません。Joe氏の話す内容から感じた熱量が、レクチャーにこれでもか!と注ぎ込まれています。MCの女性も聡明で明るく楽しく展開させていました。みんな前のめりです。私は商人の家に生まれサラリーマン経験がなかったのですが、大企業の看板を背負った企業戦士とのアジャイルトークは物凄く刺激的でした。どの要素も私のビジネスへの感度をあげてくれました。
また、FAQタイムでは直接回答してもらえる機会もあります。私、スカンクも、当然、挙手して質問しました!先生、回答ありがとうございます!
講義の内容をシェアしたくてウズウズしますが、モラル的に情報を出す訳にはいかないので差し控えます。大雑把に説明しますと、『MIROというボードを使い、そこに展開されたJOE式CSMプログラムの解説を受け、グループで実践的にワーク』これを何度となく繰り返す。こういった流れです。このクラス進行自体も、後から思えばスクラム的に行われてましたね!
小さな会社の経営者から認定スクラムマスターへ
小さな会社、大きな課題
私たちの会社は小さく、身動きは取りやすかったはずです。それでも大きな問題を抱えていました。プロジェクトの進行が遅れがちになり、それが顧客満足度の低下を招いていました。
この問題に対する解決策として、スカンクはスクラムマスターという役割に目をつけました。
「なぜスクラムマスターになることを選んだのですか?」とあなたが問いかけたなら、彼はこう答えるでしょう。
会社を成長させるためには変化が必要だ。
勿論、頑張ることは当然だけど、問題は“どう頑張るか”。何を、誰から、どう学ぶべきか?と問い直したとき、スクラムマスターとしての学びが最善の答えと思えたんだ。
そう、大切なのは「頑張り方」。我々は働く時間を増やすだけではなく、働き方そのものを見直す必要があると考えました。その答えこそが、スクラムだったのです。これが、スクラムマスターとしての学びを追求するに至った経緯です。
スカンク、認定スクラムマスターになる!
クラスを受け終わった翌日、私は「認定スクラムマスター」の試験を受けて無事合格、資格を手に入れました。
この資格は、Joe氏のように、アジャイルな開発方法を推進し、ビジネスをさらに効率化するためのものです。一つの動画が、私の人生をここまで変えるとは、まさに想像もしていませんでした。
もし、あなたが今、何かに迷っていたり、新たな一歩を踏み出す勇気がないと感じているなら、私の話が何かの助けになれば嬉しいです。私の経験から言えることは、新たな視点を得るための第一歩は、新しい情報に触れることです。そして、その情報があなたの心に火を灯し、行動を促すかもしれません。
あなたが新しいことを始めようとしているなら、まずは自分が興味を持つ情報に触れてみてください。その中で心を揺さぶる何かを見つけたら、その感情に従ってみてください。それが、あなたの人生を一変させる新たな一歩となるかもしれません。
新たな挑戦:プロダクトオーナーの資格取得
スクラムマスターとしての活動が始まって1ヶ月後、私はさらに一歩を踏み出しました。それは、認定プロダクトオーナーの資格を取得するという新たな挑戦でした。スクラムマスターになって、勉強意欲に火がついた結果です。視点が大きく変わり、学びに意欲的になりました。このサイト自体、自身の勉強のアウトプットの場となっています。
やる気MAX!
もっともっと吸収したい!
そして仲間や社員とシェアしたい!
「スクラムマスターとしてのスキルを身につけたら、何が次に来るべきなのでしょうか?」そんな疑問が私の心に浮かび、新たな目標が見えてきました。それが「認定プロダクトオーナー」の資格取得でした。
前回と同じアジャイル ビジネス インスティテュート株式会社主催で、Joe Justice氏が講師を担当する講座です。
面白かった!意識の高い参加者とのワークは物凄く刺激的です。
認定プロダクトオーナーとは?
スクラムマスターという言葉と比較してプロダクトオーナーという言葉はあまり耳にしないものかもしれませんね、スクラムマスターがチームの働き方を改善し、プロジェクトを円滑に進行させる役割を果たす一方、プロダクトオーナーは、プロジェクトのビジョンを明確にし、それを達成するためのプロダクトバックログを管理します。プロダクトオーナーはビジネスと開発チームの間の橋渡し役となり、プロダクトが顧客のニーズを満たすように働きます。
スカンク認定プロダクトオーナーになる!
新たな資格取得のため、講座に申し込みました。
認定プロダクトオーナー(CSPO)です。
参加後、プロダクトオーナーとしての資格を得ることができました。試験はなかったです。
そのクラスで得た知識と経験を使って、これから自社、仲間との仕事などをバージョンアップさせていきます。
この新たな資格CSPOを取得することで、私はさらに深い理解を得ることができました。
そして、それは私が自分自身のビジネスをよりよく理解し、より良い製品を提供するための鍵となりました。
今感じる、スクラムマスター/プロダクトオーナーとしての役割
現在、私はスクラムマスターとプロダクトオーナーの両方の役割を持つことで、自分のビジネスをより深く理解し、より良い製品を提供することができていると実感してます。そして、その経験を他の人たちと共有し、他のビジネスも成功へと導くことができるようになりました。
新たな挑戦を恐れず、自分自身の成長を追求し続けることで、私は絶えず新たな視点を見つけ、自分自身と私のビジネスを進化させることができます。そして、それは結果として私のクライアントにとっても価値を生み出すのです。
ビジョンを形に
今、私はビジョンを形にするための手段として、スクラムマスターとプロダクトオーナーの知見を活用しています。
それでは、このビジョンを一緒に描いてみましょう。
広大な森を想像してみてください。この森は、あなたのビジネスの現在地を象徴しています。森の中には、目指すべき目標がありますが、その道は曲がりくねっており、そもそも道と認識できないようなものばかり。
私の役割、つまりスクラムマスターやプロダクトオーナーとしての私の仕事は、クライアントやチームにとって、この森を探索するためのコンパスと地図のになることです。アジャイルの原則と価値観を活用し、最適な経路を見つけるための武器となるのです。
そして、森を進んでいくと、新たな風景が広がります。これが、新しい製品やサービス、あるいは革新的なアイデアが生まれる瞬間です。それぞれの木々は、新たな可能性を秘めています。
私たちが目指すビジョンは、森を抜けて広がる一面の美しい草原です。それは、あなたのビジネスが成功を収める瞬間を象徴しています。青い空が広がり、太陽が輝き、美しい花々が咲き誇る草原――それが、私たちが共に目指す、あなたのビジネスの成功です。
これが、私がビジョンを形にする方法です。そして、このビジョンはあなたと共に成長し、変化し、発展していきます。
【CSM/CSPO】資格取得のメリットまとめ
スクラムマスターとプロダクトオーナーの資格取得には、多くのメリットがあります。
- 深い理解と専門知識: 資格取得プロセスは、スクラムフレームワークとその構成要素(例えば、役割、イベント、成果物)について深い理解を得るためのものです。これにより、スクラムを効果的に導入し、その価値を最大限に引き出すことができます。
- 信頼性と信用性: スクラムマスターやプロダクトオーナーの資格は、その持ち主がスクラムの原則と価値を理解し、それらを適切に適用できる能力を持つことを示す信頼の証です。これは、他のチームメンバーやステークホルダーからの信頼を得るのに役立ちます。
- キャリアの進展: スクラムマスターやプロダクトオーナーの資格は、キャリアの進展にも寄与します。スクラムは多くの業界で広く採用されており、スクラムの専門家は非常に求められています。資格を持つことは、新たな機会を開く可能性があります。
- ネットワーキング: 資格取得プロセスは、同じ道を歩む他の専門家とつながる機会も提供します。これは、情報の交換、アイデアの共有、さらなる学習の機会につながる可能性があります。
- 継続的な学習: スクラムの世界は絶えず進化しています。資格を維持するためには、継続的な学習と専門知識の更新が必要です。これは、現在のベストプラクティスと最新の知識を常に手に入れることを保証します。
非常にオススメできる学びの機会ではありますが、これらのメリットを理解した上で、あなた自身のキャリア目標や現在の状況に基づいて、資格取得が適切かどうかを検討することが重要です。
もし、あなたが現状に不安を少しでも感じているなら、自分自身の成長を追求してみてはいかがでしょうか?
資格を取得することが目的であってはいけませんが、取得までの過程で、あなた自身がどれだけ成長し、どれだけの価値を提供できるかを発見することができるでしょう。あなたのビジネスやキャリアにとって、それはきっと価値ある経験になるはずです。
では、また。
スカンクでした!